12:30 2020年09月22日
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「日本国際博覧会協会」は8月25日、2025年開催の「大阪・関西万博」の公式ロゴマークが発表した。デザインを考案したのは地元大阪出身のデザイナー、シマダタモツ氏(55)。シマダさんは万博のテーマ「いのちの輝き」から「セル(細胞)」を意識した結果、こうした赤い球体をつなげたデザインに行きついたと語っている。ところが…。このロゴ、発表されるやいなや、世界の人々の度肝をぬき、早速ミーム化。ハッシュタグ♯命の輝きくんとなぜか命名されて、増殖し続けている。

オフィシャルなところでは、ぐでたまの公式ツィートに「たまごの輝き」が表現された。現物と比較し、全く違和感がないのが驚きだ。

​パン屋も創作意欲を発揮した。パン職人兼ベーシストという松永健太さんの芸術はこれだ。

3Dで作ってしまったという「せじ」さんの作は、ちょっとリアルで怖い。​

​ハッシュタグ♯命の輝きくんをごらんいただければ、デザインがいかに市民に衝撃を与え、創作意欲の高鳴りを呼んだかがわかる。果たして、かつてこれだけの芸術の覚醒を呼んだロゴがあっただろうか?

ロゴを考案した大阪人のシマダさんは、幼い日、1970年の大阪万博の会場にそびえ立つ、岡本太郎氏の太陽の塔を見た時の強い印象を心に刻んでいる。

「岡本さんには足元にも及ばないが、当時のDNAを表現できないかと突き詰めた」というシマダさん。岡本さんの「芸術は爆発だ!」で飛び散った創造威力の粒子が、シマダさんのロゴを通じ、思わず多くの人の「作りたい!」気持ちを爆発させたのかもしれない。このコンテキストでいえば、時代を超えた「DNAの表現」は成功したことになるのではないだろうか。

シマダさんのロゴ、気持ち悪いとか、なにこれ?とネガティブ反応も呼んでいる。岡本太郎氏の「太陽の塔」も当時の市民に感動と理解を持って受け入れられたわけではない。芸術とは時代を先んじてしまうものだ。

さてさて、ロシア語圏では、現段階ではこうしたミーム化はまだ進行しておらず、世界のミームに反応する書き込みがある程度。ただ、日本語研究者のある女性はこのロゴはとても「大阪っぽい」とほくそ笑み、東京の市民がロゴにのけぞり「えー、ウソでしょ!」とコメントしたのに大笑いして、「ますます大阪と大阪人が好きになった💛」とコメントしていた。

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