「メン・イン・ブラック呼んだほうがまし」というタイトルで公開された、この動画。撮影者の男性がなまくらなのこぎりの刃でカマキリの死体を押しつぶすと、数秒後にカマキリの口から何本もの細く、長い触手が這い出てくる。
ニックネーム「ProductivityCanSuckI」さんいわく、「これは類線形動物だ。こういう寄生虫は昆虫の体内によく生息している。間借りしていた家主が死ぬと、寄生虫は宿を出て、安全な新しい住処を探そうとするんだ。」このコメントは1万1000件以上の「いいね」を集めた。別のユーザーは「カマキリの多くはこれが原因で死ぬんだ」と書いている。
「てことはさ、この不気味な野郎はこの辺をはい回って、次の家主を探すのか？ それとも外気に触れてくたばるのか？」ニックネーム「 Alexexec」は心配そうに書いている。これにたくさんのユーザーも「そうだ、そうだ」と「いいね」でうなずいている。
この不気味な間借り人は成虫になると体長は30－40センチに達する。だが中には2メートルにまで成長してしまうものもいるんだそうだ。ただし胴回りのサイズはかわらず、幅5ミリのまま。類線形動物は貝類やゴキブリ、カマキリなどの昆虫を宿として暮らす。
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