仏「シャルリー・エブド」紙、モハメッドの顔を書いた画家が退社

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仏の風刺週刊紙「シャルリー・エブド」の上級風刺画家レノ・ルジエ氏が退社を宣言した。ルジエ氏は「ルズ」の名で知られていた。

シャルリー・エブド社は2015年1月、預言者モハメッドの風刺画を掲載したことに対し、テロリストらの襲撃を受け、12人もの死者を出した。ルジエ氏は事件後に出された号でモハメッドの顔に「私はシャルリ」との言葉を添えた絵を描いている。

「号が出るたびに試練だ。なぜなら他はみんな死んだからだ。」AFP通信なルジエ氏の声明を引用して伝えた。ルジエ氏は、以前から退社を考えていたが、社員への連帯の念から控えていたと語った。ルジエ氏は1992年から勤務するシャルリー・エブド社を退社することについて、「きわめて個人的な選択」であることと強調している。

ルジエ氏は4月末、モハメッドについての風刺画はこれ以上書かないことを宣言していた。

シャルリー・エブド社襲撃事件では警官2人、風刺ジャーナリスト10人が殺害。なかにはステファン・シャルボニエ編集長も含まれていた。

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