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    いつ英はEU離脱?英国女王は離脱へ拒否権発動可能?

    いつ英はEU離脱?英国女王は離脱へ拒否権発動可能?

    © AP Photo/ Gero Breloer
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    Brexit:英国のEUからの離脱 (89)
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    先週、英国でEU離脱が可決された。結果発表のすぐ後、デビッド・キャメロン首相は秋に退陣し、EU離脱の過程は首相後継者が始めるだろうと発表した。キャメロン首相は、経済を安定させるよう努力すると約束した。

    英国のEU離脱プロセスはリスボン条約第50条に規定されている。条約によると、離脱のためにはその国はEUに対応する通牒を送る必要がある。その後、EU諸国と機関は2年間に渡り新たな共同行動へのフォーマットについての話し合いをする必要がある。そして、この期間を過ぎると、話し合いの結果のいかんにかかわらずその国はEUを離脱する。

    EUへ離脱通牒を送る可能性のある次期首相は、9月ないし10月に就任するだろう。これはつまり、実質的に英国がEUを離脱できるのは早くても2018年秋だということだ。

    また、英国ではEU離脱の見直しが起こっている。EU離脱に賛成していた多くの政治家が、今では急がないように、そして様々な面から状況を検討するよう呼びかけている。米ビジネスインサイダーが伝えるところ、英国のEU離脱に関する外交文書は2017年に予定されているドイツや他国での選挙のあとに送られる可能性があるという。

    また忘れてはいけないのは、英国は法令上、事実一定の権限を持っている君主に治められている。もし、英国議会が国のEU離脱に関する法律に署名しても、エリザベス女王陛下は国益に反する書類に対し拒否権を突き出すことができるのだ。

     

     

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    • avatar
      catss4
      イギリスがEU離脱の方向性に向いて歩き始め、国内外で様々なおもしろい動きがあります。
      EUから離脱したら、次はイギリス王室制度についての国民投票をしよう!

      実際のところ、王室には開戦の宣言、外国政府の承認、赦免の付与、委員会の創設、条約の署名・批准などを市民からの承認を得ずに行う権限が与えられています。
      さっそく政府HP内には王室制度の是非を問う国民投票を求める署名活動が始まってました

      何十年もEUに反対しつつも、今回の国民投票の前に労働党内の圧力からEU在留側に回されたジェレミー・コービン氏に対しても労働党議員から辞任を求める声が上がっているのが心配です。
      ameblo.jp/wake-up-japan/entry-12173968523.html
      【署名のページ】petition.parliament.uk/petitions/117009
    • ネットもぐら
      覆水盆に返らず。
      これより英国がEUに留まると方向を変えてもEUの存在はこれまでとは違ったものになっている。
      英国がEUに留まりEU崩壊を迎えたとき、英国はさらに惨めな結果を受け入れなければならなくなる。
    • avatar
      bokebokeboya
      今の政治は、マスコミを動員すれば、いくらでも民衆を扇動できるので、この手の重大な間違いが起こりやすい。
      だからダブルチェック、トリプルチェックと多重にチェックできる仕組みを設けておくことが、重要だと思う。
      イギリスの場合、エリザベス女王がその役割を担うが、これだけ民衆の間からも見直しの声が出ているのなら、判断はしやすいと思う。
      無論それは、拒否権を発動するべきだということである。
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