英国離脱後のＥＵの「ローマ宣言」に２７カ国の首脳が調印

ローマ条約６０周年を記念したサミットに集まったＥＵの２７カ国の首脳らがローマ宣言に調印。欧州の結束を約して１９５７年に結ばれたローマ条約は現在のＥＵの礎となるもの。

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宣言は将来のＥＵのビジョンをあらゆる面で反映している。調印の行われる少し前に仏大統領府は、文書には平和、反映、欧州の社会モデルなど、過去６０年間の欧州市民の達成が表されているほか、ポピュリズムの増加、欧州の制度への不信、テロの脅威などＥＵに突きつけられている挑戦も書きこまれたことを明らかにしていた。宣言で首脳らは、こうした挑戦に一丸となって対応する期待を表し、将来の最優先事項として安全保障と防衛、繁栄と経済成長、社会政策、国際舞台における強い立場を示した。

先に、メルケル独首相はＥＵは一連の過ちを犯したことを認め、これを修正するよう呼びかけた。