00:26 2019年12月07日
スクリパリ氏服毒事件

スクリパリ氏の猫は安楽死、モルモットは脱水症で死亡 毒殺未遂

© AFP 2019 / Ben Stansall
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英ソールズベリーで毒物による襲撃を受けたロシア軍参謀本部情報総局(GRU)のセルゲイ・スクリパリ元大佐と娘のユリアさんの家で、2匹のモルモットが死んでいた。家は事件発覚後、警察が封鎖している。英紙デイリー・ミラーが環境・食糧・農村地域省の報道官の情報として伝えた。獣医師によると、モルモットは脱水症状で死んだ。

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スクリパリ氏の猫は生きていたが、強いストレスを受けていた。猫はポートンダウンにある軍の研究所に連れて行かれ、毒殺未遂に使われたと見られる神経剤の痕跡を分析された。しかし、環境・食糧・農村地域省の報道官が伝えるところ、猫はあまりに苦しんでいたため、安楽死が決定された。

報道官は、スクリパリ氏の家は事件の調査のために警察が封鎖していたため、獣医師は長い間、建物に入れなかったと述べた。

ロシア外務省のザハロワ報道官は4日、英国側がスクリパリ氏のペットの健康状態について意図的に情報を隠していると指摘。ザハロワ氏は、家で本当に神経剤が使われていれば、ペットにも被害が出ているはずだと強調した。

3月4日、英南西部ソールズベリーでスクリパリ氏と娘のユリアさんが何らかの物質の中毒により重体の状態で病院に搬送された。なおロシアでスクリパリ氏はスパイ行為で有罪判決を受けている。英国は襲撃事件にはロシアが関与していると主張しているが、未だにその証拠が提示されていない。

同事件に関連し、英国のメイ首相はロシア外交官23人の1週間以内の国外追放や、ハイレベルでの2国間コンタクトの凍結などを含むロシアに対する一連の措置を発表した。

これを受けてロシア外務省は英国大使館職員23人の国外退去処分、また在サンクトペテルブルク英総領事館の閉鎖や、その地位の曖昧さに関連して英国の機関「ブリティッシュ・カウンシル」の活動停止を通告した。

ロシアは同事件への関与を断じて否定し、英国の非難を証拠のない挑発だと指摘している。

3月18日、ロシアのプーチン大統領は、かつてのロシア連邦軍参謀本部情報総局(GRU)のスパイだったスクリパリ氏が毒性の神経剤で暗殺されかかったことに関し、ロシアを非難するのはばかげたことであり、そんなことは誰にも許されるものではないし、しかも今は大統領選とサッカーW杯ロシア大会が行なわれる直前であると述べた。プーチン氏は、ロシアには化学兵器はない、化学兵器は国際社会の監視者らの管理のもと、根絶したと強調した

また、プーチン氏は、ロシアはスクリパリ氏の事件について協力して捜査する用意があるが、それには相手方であるイギリスが合同捜査に興味を示す必要があると述べた。

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