英国艦隊は自国の利益を守るには力が弱い 英国政府が表明

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英国のトビアス・エルウッド国防副大臣は、英国海軍は世界中で自国の利益を保障するにはまったく力が弱いと語った。タイムズ紙が報じた。

エルウッド国防副大臣は、「我われが直面する脅威は変化しており、世界はいっそう複雑化する。もし我われが国際舞台で重要な役割を担い続けることを望むなら、軍事予算、とりわけ英国艦隊の予算増額が必要だ。我われの海軍は、世界で我われの利益を保障するにはあまりにも小さい」と語った

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また、エルウッド国防副大臣は、予算の増額は新しい首相が取り組むべく課題だと指摘した。

7月19日の夜、イランの武装勢力の一部であるイスラム革命防衛隊は、ホルムズ海峡のイラン海域で英国の石油タンカー「Stena Impero」を拿捕し、その後、バンダレ・アッバースの港まで移動させた。船内には23人の乗組員が乗っていたが、船主は彼らと連絡が取れないという。イラン政府は、同タンカーは港に停泊していると発表した。

「Stena Impero」号事件は、7月4日にジブラルタル海峡で英国政府によりイランのタンカーが拿捕されたことに対するイラン政府の事実上の対抗策。「Grace1」号は、シリアに対するEUの制裁に違反した疑いがあった。警察による調査の一環としてタンカーの船長と1級航海士、2人の乗組員が拘束された。裁判所は、彼らの拘束を8月15日まで延長している。

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