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ロシアのラブロフ外相は、欧州連合(EU)が新たな対ロシア制裁を発動する可能性があると発表したのを受け、ロシアは国の経済にリスクをもたらす制裁が発動された場合、EUとの関係を断絶する用意があることを明らかにした。
ラブロフ外相はYouTubeチャンネル「ソロヴィヨフ・ライブ」に出演し「再び(中略)、最も敏感な分野を含むわが国の経済にリスクをもたらす制裁が何らかの分野で科せられた場合。われわれは世界の生活から孤立したくはないが、それに備えておかなければならない。平和を望むなら、戦争の準備をすることだ」と述べた。
EUは今週、ジョセップ・ボレルEU外務・安全保障政策上級代表のロシア訪問後、新たな対ロシア制裁を発動する可能性があると発表した。ボレル氏は、ロシアについて「期待に応えなかった」とし、「現代の民主主義にならなかった」との考えを示した。
ウクライナと沿ドニエストルでの紛争や、ベラルーシ情勢のほか、ロシアの反体制派指導者ナワリヌイ氏の逮捕と先月23日及び31日に開かれた無許可の抗議デモ参加者の拘束が緊張の原因となった。
ロシアは欧州のパートナーに対し、他国の内政に干渉せず、自国の問題に取り組むよう忠告した。
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