04:17 2020年01月28日
フィギュア特集
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ロシアの女子フィギュアの彗星、15歳のアレクサンドラ・トルソワ選手は、初めて出場したシニアの大会でいきなり4回転ジャンプを3度跳び、世界記録を樹立してしまった。ブラチスラワで行われたオンドレイネペラトロフィーのフリープログラム(FP)、トルソワは誰もまだ達成したことのない、4回転ルッツ、4回転トゥループからトリプルトゥループへの連続、4回転トゥループを跳んでしまった。トルソワはショートプログラム(SP)でもこれと同じように軽々とジャンプし、昨シーズン、もう一人の彗星、紀平梨花が達成したような記録を樹立することができるだろうか。

異名「ロシアのロケット」トルソワがそれだけの成功を収められるかどうかは、彼女の他を寄せ付けない巧みな技だけにかかっているのではない。これはSPで4回転を禁じる国際スケート連盟のルールにも左右されてしまう。

国際スケート連盟の女子シングルの規定では、4回転ジャンプは選手の健康に配慮し、禁止されている。4回転ジャンプは大きなリスクを伴うというのがその理由だが、一方でFPでは今のところ4回転は許されている。トルソワには4回転ジャンプを跳ばずにSPで紀平と戦う準備はできているだろうか? 現段階でSPの最高得点を有しているのは紀平だ(83.97)。

トルソワは今季の大会のSPでトリプル・フリップ、基礎点5.3を跳んで74.91をマークした。これを跳ぶ代わりに4回転ルッツを跳べば、基礎点は6.20上がり、紀平がSPで樹立した世界記録との差は3点以下に縮まるはずなのだ。

このスコアは大会で優勝するためには凌駕できないというものではない。なぜならトルソワはFPで4回転ジャンプを跳び、他を寄せ付けない点数を楽々集めることができるからだ。

紀平がSPで打ち立てた記録は、もしかするとトルソワにとってはどうしても打ち破ることのできないままで残るかもしれない。なぜなら他のウルトラCの技であるトリプルアクセルは禁じようとする人は誰もいないからだ。ところが紀平はまさにこのトリプルアクセルのおかげで五輪チャンピオンのアリーナ・ザギトワのSPでの成績を凌駕することができた。

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スポーツ, アレクサンドラ・トルソワ, ロシア, フィギュアスケート
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