16:09 2020年10月26日
フィギュア特集
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フィギュアスケート ロシア選手権2020 (23)
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フィギュアスケートのロシア選手権が今日、12月26日からシベリアのクラスノヤルスクで開幕する。29日までの5日間は、フィギュアファンにはまたもやサプライズの連続になるかもしれない。それは、自嘲気味に「私っておばあちゃん(バーブシュカ)だわ」と言っていた、あのエリザベータ・トゥクタミシェワ(23)がなんと大会直前に4回トゥループを習得してしまったからだ。

トリプルアクセル(これをトゥクタミシェワはジュニアですでに習得)を入れたクワドはまさにウルトラC級の武器だ。これがあればトゥクタミシェワはフィギュアのエリートの座にとどまり、年金の受給開始を急がなくても済む。

ファンのアイドルのエフゲニア・メドベージェワも欧州選手権、世界選手権への出場権をかけてアリョーナ・コストルナヤ(16)、アレクサンドラ・トルソワ(15)、アンナ・シェルバコワ(15)の新星たちと戦う。

ペアで五輪2冠のアルトゥール・ドミトリエフ氏は、今年の女子シングルはかつてないほどの強豪ぞろいで、どういう結果となるか、予想がなかなかつきにくいと語っている。

「欧州選手権、世界選手権への切符を手にすることができるのは3人だけ。アリョーナ・コストルナヤ、アレクサンドラ・トルソワ、アンナ・シェルバコワはあれだけ高度なジャンプをものにしている。今、この3人を相手に戦うのは難しい。ところがエリザベータ・トゥクタミシェワはプログラムを複雑なものにし、若手とまだ戦う気構えがあるところを示した。僕は、彼女は絶対これをやってみせると思っている。とはいってもトリノのグランプリで優勝した彼女らがミスをしなかったとしたら、この娘たちのプログラムの難易度に追いつき、それより高いスコアを出すのは実際のところ不可能だよ。」

4回転の戦い

世界ジュニア選手権2冠のエレーナ・ラジオノワなど、優秀な選手らを育てた有名なインナ・ゴンチャレンコ監督はドミトリエフ氏の意見とは違う。

「4回転ジャンプをミスなく跳べるかがロシア選手権で表彰台に上るかどうかの決め手になるのは間違いありません。でもメドベージェワやトゥクタミシェワを戦いの舞台から外すのは時期尚早です。トゥクタミシェワはこのロシア杯に技の全てを抱えて参上しますよ。4回転もね。それにエリザベータにはクワド(4回転)の中でも最難関と言われる4回転ルッツを習得できる力が絶対にあると思います。それはトリプルルッツを彼女はきれいに跳べるからです。

スタニスラワ・アンドレーヴナ・コンスタンチノワ(19)はシーズン前半の成績は揮いませんでしたが、その代わり十分に休息をとる余裕はありました。だから神経を集中して最高の演技を見せてくれるかもしれないと期待しています。

ミーシナ監督の教え子の(欧州選手権2019で五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワを追い越して優勝)ソフィア・サモドゥロワ(17)もプログラムを難しくして、選手生活を続けていくつもりでいます。戦いは厳しいものになるでしょうね!」

ロシア人専門家らは、女子シングルのレベルがこの先も上がり続けるだろうという予測には全員が一致している。その目覚ましい例が11歳のヴェロニカ・ジリン選手。ジリンは今年、モスクワで開催のロシアの国内大会「ノーヴィゴード(新年)-2020」で女子としては初めて4回転ジャンプを跳んでいる。


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