21:57 2020年04月10日
フィギュア特集
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ISU欧州フィギュアスケート選手権2020 (18)
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グラーツ(オーストリア)で行われたフィギュアスケート欧州選手権はロシア選手の大活躍で幕を閉じた。2006年以来となる全4種目制覇、合計メダル数は最大12個のうち10個。これは欧州選手権で一ヶ国が獲得するメダル数の最高記録となった。

ドミートリ・アリエフ選手、プルシェンコ氏以来の男子優勝

男子シングルを制したのはドミートリ・アリエフ選手(20歳)。

2012年のプルシェンコ氏以来の同種目金をロシアにもたらした。優勝が決まった瞬間、キス・アンド・クライのアリエフ選手は流れ落ちる涙を止めることができなかった。喜びから湧き上がる涙だった。

2位には同じくロシアのアルトゥル・ダニエリャン選手(16歳)が入った。

無敵:トゥトベリーゼ門下生3人娘が表彰台独占

トゥトベリーゼコーチの教え子、アンナ・シェルバコワ選手(15歳)、アリョーナ・コストルナヤ選手(16歳)、アレクサンドラ・トルソワ選手(15歳)の3人が氷の上に姿を現すと、メダルはこの3人の中で争われることは誰の目にも明らかとなった。問題は、この中で誰が一番いい演技をするかということだけだ。ロシア選手権グランプリファイナルも同じ状況だった。

ショートプログラム終了後、首位に立ったのはアリョーナ・コストルナヤ選手だった。そしてそのまま欧州チャンピオンとなった。2位はアンナ・シェルバコワ選手、3位はアレクサンドラ・トルソワ選手だった。

© Sputnik / Alexander Vilf
アンナ・シェルバコワ、アリョーナ・コストルナヤ、アレクサンドラ・トルソワ

コストルナヤ選手のフリー滑走順はラスト。最後のジャンプまで今回の欧州選手権の演技は完璧だった。しかしフリー残り僅か数秒前のトリプルルッツで転倒があった。ただ、このハプニングはコストルナヤ選手にとって決定的なものとはならなかった。同選手はシェルバコワ選手に3.05点差をつけて欧州選手権を制し、鮮やかに今大会を締めくくった。

国内チャンピオンのシェルバコワ選手はフリーで3本の4回転ジャンプに挑んだ。4回転ルッツ+3回転ルッツは成功、4回転フリップもクリア、しかし単発の4回転ルッツで転倒した。後で振り返ると、まさにこの転倒がメダルの色を決めたことになる。シェルバコワ選手の獲得メダルは銀となった。

​トルソワ選手はショートで取りこぼしがあり、フリーでは難度を落とし、5本の予定だった4回転ジャンプを3本に減らした。しかしそのうち2本で転倒。トルソワ選手は、新年休暇が終わってからコンデイションが戻らず(コストルナヤ選手も同様の状態だと語っていた)集中することができなかったという。

​7年ぶりのアイスダンス金

欧州選手権のアイスダンスはここ数年、平昌五輪2位、世界選手権4回優勝のガブリエラ・パパダキス&ギヨーム・シゼロン組(フランス)が優勝を手にしてきた。しかし同組は細かいミスを繰り返し、勝利の王冠はロシアのビクトリア・シニツィナ&ニキータ・カツァラポフ組の手に渡った。

ペアも表彰台独占

ロシアのペア選手も素晴らしい成績を残した。金銀銅を独占した。

© Sputnik / Alexander Vilf
アレクサンドラ・ボイコワ&ドミートリ・コズロフスキー組、エフゲニア・タラソワ&ウラジーミル・モロゾフ組、ダリア・パヴリュチェンコ&デニス・ホディキン組

ショートで世界最高点を更新したアレクサンドラ・ボイコワ&ドミートリ・コズロフスキー組が優勝。エフゲニア・タラソワ&ウラジーミル・モロゾフ組は2位、ダリア・パヴリュチェンコ&デニス・ホディキン組が3位となった。


欧州選手権のこのような快挙は2006年以来。その時はイリーナ・スルーツカヤ、エフゲニー・プルシェンコ、タチアナ・トチミャニナ&マクシム・マリニン組、タチアナ・ナフカ&ロマン・コストマロフ組という「ゴールデンメンバー」だった。


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