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タラソワ氏、ロシア杯でのワリエワの演技を称賛=フィギュアスケート

© Sputnik / Vladimir Trefilov / メディアバンクへ移行ソ連功労コーチのタチアナ・タラソワ
ソ連功労コーチのタチアナ・タラソワ - Sputnik 日本
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フィギュア界の重鎮、タチヤナ・タラソワ氏は、モスクワで閉幕したフィギュアスケートのロシア杯第5戦で優勝した2020年の世界ジュニア選手権覇者、カミラ・ワリエワ選手(14)についてコメントし、フリーの演技を称賛した。

ワリエワ選手ショートプログラム終了時点で首位に立ち、同じくロシアのアリョーナ・コストルナヤ選手(17)が打ち立てた85.45ポイントの世界最高得点を86.20ポイントで上回った

ワリエワ選手はフリーのプログラムで、モーリス・ラベルの楽曲「ボレロ」で演技し、3回転ルッツで転倒があったものの、4回転トウループを2回決め、優勝した。4回転ジャンプのうち1回は2回転トウループとのコンビネーションだった。

GPモスクワ大会の観客 - Sputnik 日本
フィギュアスケートのロシアカップ第5戦 出場予定選手がコロナウイルスで欠場に

タラソワ氏はワリエワ選手が今大会のフリーで見せた演技について、次のように述べている。

プログラムは最初に見たときよりもよくなっている。このプログラムは、ジャンプはもちろん、ステップも難易度が高い。しかし、カミラの4回転トウループは、宙に浮いているように見えるほどの高さがあり、完成度も高い。3回転ルッツでの転倒があり、コーチは今日の演技を完璧なものとして称賛することはできないかもしれないが、満足のいく内容だったと思う。これほどのスピード感で、これほど難易度の高い4回転ジャンプ、種類の異なる3回転ジャンプ、複雑なスピンを1つの演技に取り入れられる選手は他にいない。類まれな才能を持った若いスケーターが、類まれな才能のあるコーチと出会ったときには、驚くべき結果を出すことができる。ワリエワに勝てる選手はそういないだろう。彼女には、美しさ、愛くるしさ、超絶技巧のすべてが備わっている。ワリエワは幼稚ではない。幼稚な才能など存在しない。才能はあるか、ないかのどちらかしかない。彼女の今後にさらに期待したい。

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