シリアにおけるSu-24爆撃機救出作戦の詳細が明らかに

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Su-24墜落後に行われたロシア人飛行士の救出作戦に詳しい消息筋が、作戦がどのように行われたかを明かした。

火曜、ロシア機Su-24がシリア上空でトルコのF-16に撃墜された。乗員2名は墜落前に緊急脱出に成功した。機長のオレグ・ペシコフ氏は着陸時、地上からの戦闘員らの砲撃で死亡、爆撃手コンスタンチン・ムラフチン氏はシリア特殊部隊の援護射撃を受ける中行われたロシア軍の救出作戦で救出された。この作戦中、海兵隊員のアレクサンドル・ポズィニチ氏が死亡した。

ロシア機撃墜でエルドガン氏はロシアを裏切っただけではない。トルコの国益も裏切った。 - Sputnik 日本
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救出作戦はロシア機墜落の一報を受けてすぐに開始された。「救出作戦はロシア機撃墜が分かってから15分後に始まった。現場はドゥリンとトゥルクマンの間と特定された。ここではいま激しい戦闘が行われている。墜落現場と見られる地点にヘリが3機派遣された」と消息筋。

爆撃手は戦闘員から逃れ、シリア軍とテロリストらの戦う前線付近にいた。ロシアのヘリ部隊が到着すると、戦闘員らは様々な方角から発砲を行ったという。

「現場に着くと、ヘリ部隊は低高度を飛行していたので、そこに猛烈に砲弾が浴びせられた。2機が退却した。1機が現場に着陸した。そこには12人の救急班が乗っていた。シリア軍は臨機応変に対応し、掩護射撃によって救急班を攻撃から逃れさせた」と消息筋。この作業によってシリアの特殊部隊員3人が負傷したという。

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Su-24の爆撃手は朝4時ごろ、空軍基地に搬送された。水曜夕方、記者らの取材に答え、自分の乗っていた戦闘機がトルコ空軍に撃墜されたこと、それはシリア領空における出来事で、事前の警告はなかったことを主張した。

ロシアのセルゲイ・ショイグ国防相は先に、救出作戦は12時間続き、モスクワ時間で水曜午前3時40分に終了したと発表、「一晩中大きなリスクを背負って行動した軍人たちに」感謝の意を表した。大臣によれば、作戦の成功を最高司令官(プーチン大統領)も感謝しており、作戦に参加した全員に謝意を伝えてほしいと言っている、とのことだった。

死亡したペシコフ氏はロシア英雄の称号を授与された。ムラフチン氏とポズィニチ氏は勇敢勲章を授与された。シリアのムアレム外相は、緊急脱出した飛行士を射殺するのは軍事犯罪だ、と述べた。トルコのメディアは、ロシア機はシリアに住むトルコ系民族の支配する地域に墜落した、と報じた。ロシア外務省によれば、この地域には戦闘員だけでなく、テロリストらのインフラもあった。

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