中国人、米国から秘密のトウモロコシの種を盗み出すことを企てる

© Flickr / Don Grahamトウモロコシ
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米在住の中国人が研究のため中国に送る目的で米国企業からトウモロコシの種を盗もうとしたことを自白した。

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ここ数年米国のフロリダ州に住んでいるモー・ハイルン氏は2013年12月に逮捕された。捜査により、モー氏が家畜の飼育や複合飼料製造、農産品栽培を担う中国企業「北京ダベイノン・テクノロジー公司」国際発展部の部長であったことが分かった。氏は中国企業「キングス・ノーワー・シード」との謀議に参加し、トウモロコシ畑から種を盗み出すために、アイオワ州に渡った。中国に送られたサンプルをもとに、種の遺伝子コードに関する情報が取得され、再生産がなされる計画だった。

男性はこのような方法で米国企業「ドゥポン・パイオニア」および「モンサント」より、企業秘密とされる情報を盗み出そうとしたことを自白した。ほかに中国人5人が手配されているが、彼らは既に米国を後にしていた。

モー氏は自白によって、司法取引を行なった。検察は禁固5年をこえる厳罰を科さないことに同意している。取引がなければ、禁固は10年になるところだった。判決はまだなされていない。APが伝えた。

「ドゥポン・パイオニア」職員はモー氏がトウモロコシ畑から身を隠した際に男性を発見。FBIに通報した。FBIはのち、同氏の車に探知機を設置、電話盗聴を開始した。

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