「事故現場に到着して機体の破片を見たとき我々はすぐにライナーは燃料を搭載していなかったと確信した。国際基準では、予定距離の飛行に必要な燃料のほかに最低備蓄として30分の予備飛行をまかなうだけのリザーブ燃料を搭載することが義務付けられている。」ボニリヤ長官の声明をメキシコのポータル「リダー・ウェブ」が引用して報じている。
同機は29日、コロンビアのメデジン市にあるマリア・コルドヴァ国際空港に向かう途中、同市まであと50キロの地点で墜落。
機内には乗員9名乗客68名を含む77人が搭乗しており、そのうち71人が死亡する大惨事となった。乗客の多くはブラジルのサッカークラブ「シャペコエンセ」の選手らだった。