米空爆死者200人か モスル奪還作戦、一時停止

© REUTERS / Goran Tomasevic米空爆死者200人か モスル奪還作戦、一時停止
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過激派組織「ダーイシュ(IS、イスラム国)」が拠点とするイラク北部モスルの奪還作戦中に、米軍主導の有志国連合による空爆で多数の住民が犠牲になったとされる問題で、米紙ニューヨーク・タイムズは最大200人が死亡した恐れがあると報じた。ロイター通信によると、イラク当局は25日、モスルでの作戦を一時停止すると表明した。

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モスル空爆 少なくとも200人が死亡 - Sputnik 日本
モスル空爆 少なくとも200人が死亡
共同通信によると、米軍は事実関係の調査中。大規模な巻き添え被害が確認されれば、順調に推移していたモスル奪還作戦に重大な影響を及ぼす可能性が出てきた。

同紙が伝えたイラク軍特殊部隊幹部の話によると、問題の空爆があったのは市西部のモスル・ジャディダ地区。建物の屋上に配置されたISの狙撃手を撃退するため、イラク側が要請した有志国による空爆で、建物の地下にいた多数の住民が犠牲となった。イラク側は、住民の存在に気づいていなかった。

モスルを州都とするニナワ州の州評議会は25日、「ダーイシュ」が住民を「人間の盾」としていると主張、イラク軍と有志国連合に対し、人口密集地では注意深く作戦を進めるよう要求した。

先の報道では、国際テロ組織「ダーイシュ」はチェチェン共和国でのロシア国家親衛隊への襲撃事件について犯行声明を表した。

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