沖縄の小学校に米軍ヘリの窓落下 児童1人軽傷

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CH-53 シースタリオン - Sputnik 日本
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13日午前、沖縄県宜野湾市の市立普天間第二小学校の運動場に、上空から約1メートル四方の金属製の窓枠が落下した。米軍は、米海兵隊普天間飛行場所属の大型輸送ヘリコプター「CH-53E」の一部だと明らかにした。共同通信が伝えた。

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運動場では当時、体育の授業が行われており、児童ら約50人がいた。4年生の男児1人の左手に小石が当たり、軽いけがを負ったという。NHKによると、小学校は普天間飛行場とフェンスを挟んで隣接している。

菅官房長官は落下を確認した上で、「学校関係者のみならず、県民に不安を与えるもので、あってはならない」と述べた。在日米海兵隊は、「地域に不安を引き起こしたことを謝罪する」との声明を出した。また、小野寺防衛相は記者団に、「安全が確認されるまで、飛行自粛を求めたい」と述べた。

宜野湾市では7日午前、保育園の屋根に円筒状の物体が上空から落下。同時刻に米軍の大型輸送ヘリ「CH-53」が付近を飛行していた。防衛省によると、海兵隊はこの物体をCH-53の部品と認めたが、落下については否定した。

沖縄県では10月、米軍のCH-53Eが不時着、炎上する事故を起こしている。

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