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2016年5月末、沖縄で当時嘉手納基地で勤務していた米軍属ケネス・フランクリン・シンザト被告が被害者の女性の死体遺棄容疑で逮捕された。シンザト被告が供述で述べたように、遺体は山林で発見された。取り調べでシンザト容疑者は、女性を暴行して殺害したと供述。車からは血痕が見つかった。
昨年12月、那覇地裁はシンザト被告に無期懲役と遺族側への賠償を言い渡した。賠償額は報じられていない。
被告側は支払い能力がないと主張。そのため遺族側は被告の代わりに米政府に補償を求める方針だ。共同によると、これは日米地位協定に基づいた措置だ。
この事件は大きな反響を呼び、日本は米国に抗議。沖縄では在日米軍基地の軍属に対して外出禁止令、続いて飲酒禁止令が発令された。
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