チリ　有毒ガス雲の発生で１００人以上が中毒症状を訴え

チリで１００人を超える市民が中毒症状を訴えて医療機関に駆け込んだ。これに先立ってチリ中央部、およびキンテロ、プチュンカビの両都市コミューンの上空で有毒ガスが雲状に広がる様子が観測されている。地元のラジオ「ビオビオ」が報じた。

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ラジオ「ビオビオ」によると、これら都市コミューンでは非常事態をうけて「黄色」レベルの警戒が発令された。

ピニエラ大統領は自身のツィッターを通し、「今日、キンテロ、プチュンカビの両市長と状況を話し合った。有毒ガスがこの先も拡散し、市民の健康に害することを許さない。昨日、我々は１２０のセンサーを（現地に）送っており、これによって状況を把握し、犯人を罰し、より高い基準を設ける」ことを国民に明らかにしている。

La red del @SSVinaQuillota se ha mantenido activa a raíz de un nuevo episodio sanitario-ambiental asociado a hidrocarburos. Se ha dispuesto de un Puesto Médico Avanzado para enfrentar dicha emergencia @ministeriosalud @IntendenciaV @fvalvare pic.twitter.com/gxboIwmlaG

— SeremiSaludValpo (@SaludSsrv) 23 августа 2018 г.

​ピニエラ大統領は２３日の記者会見で、都市上空を覆った「黄色の雲」について、国はその発生源を突き止める捜査を開始したことを明らかにしている。

中央部バルパライソ県のマルティネス知事は、中毒症状を訴えた市民は２１日火曜から医療機関を訪れ出したことを明らかにしている。これまでの期間に合わせて１３３人が中毒を起こしており、そのうち４３人が児童。キンテロ、プチュンカビでは２３、２４の両日は学校は休校となっている。

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