カザフのベク・エア航空 墜落事故の原因が列挙

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27日に墜落事故を起こしたカザフスタンのベク・エア航空機は墜落の前に数度よろめいていた。同社の航空サービス担当のエリク・サパロフ役員は30日の記者会見で、事故は、事故機の寸前に離陸していた別の航空機による翼端渦流が原因となった恐れがあることを明らかにした。

離陸の瞬間、事故機の離陸する直線に同じ滑走路から大型旅客機のエアバスA321neoが飛び立っていた。サパロフ役員によればエアバスは7時19分に、ベク・エア航空機は7時20分に離陸している。

ベク・エア航空側は、離陸時の滑走路の混雑に加え、空港のすぐ脇で行われていた建設工事も状況を複雑化したと力説している。

サパロフ役員は「空港のすぐ脇でなぜビルの建設が行われていたのかという疑問が生じる。(中略)これは完全なる違反だ。こうした障害がなければおそらく犠牲者を出さずに済んだのではないか」と補足した。

12月27日朝、カザフスタンの首都ヌルスルタンに向けてアルマトイ空港を離陸したベク・エア航空のフォッカー100機は、離陸の最中に墜落し、大破した。事故当時機内には乗員乗客98名が乗っており、そのうち12名が死亡している。

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