四国愛媛県 伊方原発 制御棒1体を誤って引き抜く

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愛媛県伊方町にある原子力発電所3号機で1月12日、核分裂反応を抑える「制御棒」1体を誤って引き抜くミスがあった。同機は定期検査中だった。四国電力が原因解明に当たっている。NHKニュースが伝えた。

四国電力によると、定期検査中の愛媛県伊方原発3号機で12日午後、核燃料の分裂反応を抑える「制御棒」48体のうち1体が原子炉から引き抜かれるミスがあった。

報道によると、監視カメラで作業員が気づき、原子炉に戻したが、およそ7時間、1体が引き抜かれた状態だったという。この間、原子炉内で核分裂反応が進むことはなく、作業員らに被ばくはなかったとしている。

四国電力では原因を調べている。

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