クリル諸島のエベコ火山 2700メートルの噴煙柱

サイン
クリル諸島パラムシル島のエベコ火山がが高さ2700メートルの噴煙柱を上げた。4日、カムチャッカ火山噴火反応グループ「KVERT」が発表した。

発表によると、火山灰の煙は南東方へ5キロの範囲に広がった。

これを受けてエベコ火山周辺では航空危険度が「オレンジ」レベルに引上げられている。

エベコ山は3日、2度噴火し、3000メートルの高さまで噴煙が上がった。

グリーンランドの氷が溶解 - Sputnik 日本
研究者らが解明 なぜグリーンランドの氷は7倍のスピードで溶解したか
噴煙による住民からの苦情、通報は入っておらず、住民生活への危害の恐れはない。

エベコ山は2016年10月20日以降、定期的に噴火(小から中程度)を繰り返している。

エベコ山で最も大規模な噴火が起きたのは2018年8月31日で、新たな噴火口から6000メートルの高さまで噴煙を吹き上げた。

エベコ火山は死火山に分類されることから学者らは事態が噴煙から溶岩流に発展する危険性は少ないものの、火山灰が北クリル諸島の住民生活に危険を及ぼす事態は 想定しうるとの見方を示している。

ニュース一覧
0
コメント投稿には、
ログインまたは新規登録が必要です
loader
チャットで返信
Заголовок открываемого материала