クリル諸島のエベコ火山 2200メートルの噴煙柱

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クリル諸島パラムシル島のエベコ火山が高さ2200メートルの噴煙柱を上げた。24日、カムチャッカ火山噴火反応グループ「KVERT」が発表した。

発表によると、火山灰の煙は北東方へ5キロの範囲に広がった。これを受けてエベコ火山周辺では航空危険度が「オレンジ」レベルに引上げられている。

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噴煙による住民からの苦情、通報は入っておらず、住民生活への危害の恐れはない。

エベコ山は2016年10月20日以降、定期的に噴火(小から中程度)を繰り返している。エベコ山で最も大規模な噴火が起きたのは2018年8月31日で、新たな噴火口から6000メートルの高さまで噴煙を吹き上げた。

エベコ火山は死火山に分類されることから学者らは事態が噴煙から溶岩流に発展する危険性は少ないものの、火山灰が北クリル諸島の住民生活に危険を及ぼす事態は 想定しうるとの見方を示している。

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