クリル諸島のエベコ火山 3500メートルの噴煙柱

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クリル諸島パラムシル島のエベコ山で噴火が発生し、3500メートルまで噴煙が上昇した。ロシア科学アカデミー海洋地質学・地球物理学研究所極東支部が発表した。

現地時間で8時10分(日本時間の7時10分)、エベコ山で噴煙が確認された。噴煙は3500メートルまで上昇し、火山灰は火口から東へおよそ10キロメートルにわたって拡散した模様。

噴火するクリュチェフスカヤ山 標高4750メートル
(ロシア・カムチャツカ半島) - Sputnik 日本
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エベコ山には現在、航空危険度で2番目に危険なオレンジコードが発令されている。

エベコ山は2016年10月20日以降、定期的に噴火を繰り返している。エベコ山で最も大規模な噴火が起きたのは2018年8月31日で、新たな噴火口から6000メートルの高さまで噴煙を吹き上げた。

エベコ火山は死火山に分類されることから学者らは火砕流に発展する危険性は少ないものの、火山灰が北クリル諸島の住民生活に危険を及ぼす事態は想定しうるとの見方を示している。

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