13:07 2020年09月22日
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日本の貨物船「Wakashio」が座礁し、燃料油が流出したインド洋の島国モーリシャス南東部の海岸で複数のイルカの死体が見つかった問題で、地元紙Expressは、38頭のイルカの死体が発見されたと報じた。

先に、25頭の死体が見つかったと報じられていた。Expressによると、28日に地元住民が新たに11頭のイルカの死体を発見し、死んだイルカは38頭となった。先に複数の死んだ個体が解剖されたが、体内から重油成分の炭化水素は検出されなかった。

フランス南東部アヴィニョンの獣医師で哺乳類の病理学を専門とするノエミー・ホフマン氏はExpressに「貨物船Wakashioとは一切関係がないという主張を急ぐべきではない。最終的な結論を出すには、複数のイルカの完全な解剖を行い(2頭では少なすぎる)、毒性学的分析および病理組織学的分析を実施する必要がある」と語った。

約4000トンの油を積んだ貨物船「Wakashio」は7月25日、自然保護区「ブルーベイ」にも近いモーリシャス沖で座礁。8月5日には亀裂から約1000トンの重油が流出していることが確認された。モーリシャス政府は8月6日、環境非常事態を宣言した。

モーリシャスの環境保護団体「モーリシャス野生生物基金」は、自然環境の回復には数十年かかる可能性があるとの危機感を示している。

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