20:01 2020年09月29日
災害・事故・事件
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過密状態となっていたギリシャ・レスボス島の移民収容施設「モリア」で大規模火災が発生した。

収容者はすでに避難し、被害者についてはまだ発表されていない。少なくとも消防員25人と機材10台が動員された。BBCニュースが伝えている

ギリシャ最大の移民収容施設「モリア」には定員の4倍となる約1万3千人が入っていた。今回の火災により施設はほぼ全焼、収容者は住む場所を失った。目撃者によると、テントの一部は残っているものの、施設大半は全焼したという。ツイッターユーザーが投稿した動画では、テントや建物が燃えている様子が分かる。

​火災の原因は?

BBCニュースによると、火災原因は今のところ不明。現地報道機関は人為的要因の可能性が高いとしている。一部情報では、火災は移民の騒動で発生。収容所で35人が新型コロナウイルスに感染し、隔離の必要があると発表されたことが引き金となったとみられる。感染者の一部は隔離を拒否し、また収容所から出ようとした者もいるという。

EUの移民危機

2019年、戦争と貧困を逃れようとアフガニスタン、シリア、イラクから7万人超の移民がギリシャに押し寄せた。国連高等難民弁務官駐ギリシャ事務所のボリス・チェシルコフ広報担当官は、2018年に比べギリシャへの移民は8割増加し、イタリア、スペイン、マルタ島、キプロス島の合計を上回ったとコメントしている。

一方で、移民が急激に増加し、受入れ手続きに時間がかかることから、レスボス島、キオス島、サモス島、コス島、レロス島にある5つの移民管理センターでは極度な過密状態となっていた。

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ギリシャ, 移民
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