カナダ ナゴルノ・カラバフをめぐる情勢からトルコへの輸出許可を見合わせ

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カナダはナゴルノ・カラバフにおける軍事衝突でカナダ製機器が使用されたという報道からトルコに対する輸出許可を見合わせている。カナダのフランソワフィリップ・シャンパーニュ外務大臣が明らかにした。

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エルドアン大統領、「アルメニアは占領地から撤退すべき」
シャンパーニュ外務大臣は外務省のサイトで以下のような声明を発表した。「この数日のうちにナゴルノ・カラバフでの軍事衝突におけるカナダ製機器の使用についての明確な声明が発表された。こうした見解を知り得たことから、私は早急にカナダ外務省にこうした見解を確認するように指示を行なった。カナダの輸出管理の厳格な規制に応じて、そして軍事行動の継続に関わり、今後の状況判断を猶予するため、私はトルコへの相当する輸出許可を見合わせることとした」。

カナダは、これまで同様、「居住区への砲撃を引き起こし、市民に犠牲者が生じ」ているナゴルノ・カラバフでの紛争の継続を危惧し、平和的解決を呼びかけると強調する。

ナゴルノ・カラバフ紛争

紛争はナゴルノ・カラバフ自治州がアゼルバイジャン・ソビエト社会主義共和国からの離脱を宣言した1988年2月に始まった。1992年から1994年の武力衝突でアゼルバイジャンはナゴルノ・カラバフ及び隣接する7つの地域の支配権を失った。
アゼルバイジャンは領土保全を主張しているが、未承認国家ナゴルノ・カラバフは交渉当事者ではないためアルメニアがナゴルノ・カラバフの利益を擁護している。

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