キルギス大統領 国内での抗議行動を権力奪取の企てと指摘

© Sputnik / Tabyldy Kadyrbekov / メディアバンクへ移行抗議デモ
抗議デモ - Sputnik 日本
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6日、キルギスのソーロンバイ・ジェーンベコフ大統領は、国内の政治情勢に関する声明を発表した。声明で同大統領は、先日取り組まれた国内の抗議行動を権力奪取の企てだと指摘した。この政治声明は大統領の公式サイトで公表された。

キルギス抗議 - Sputnik 日本
キルギス保健省「ビシュケクの暴動で1人が死亡、590人が負傷」
同大統領は、「昨夜、一連の政治勢力が無法な国家権力の奪取を企てた。その口実として選挙結果を利用し、彼らは社会秩序を乱した。彼らは市民の平和な生活を混乱させた。彼らは治安維持機関に従わず、医師らに暴力を振るい、建物に損害を与えた」と強調した。

その間、野党のキルギス国民愛国党「チョン・カザト」のマクサト・マムィトカノフ代表は、共和国の野党勢力は現大統領の任を認めないと表明した。同代表によれば、同国の野党は新憲法の制定を要求しているという。

また、野党「メケンチル」のカムチベク・タシエフ代表は、共和国の暫定首相の任命という野党の意向について発表した。

ビシュケクでの衝突は、キルギスでの議会選挙の暫定結果が発表された後、10月5日に始まった。いくつかの野党は、選挙過程での大規模な違反と改ざんを理由に、選挙結果を認めないとすぐに表明した。デモ隊員は、投票結果の破棄と選挙のやり直しの公示を求める集会に出向いた。

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