DeFiプロジェクト ハッカーの懸賞金を1億円に増額

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分散型金融(DeFi)プロジェクトの「ハーベスト・ファイナンス」はツイッターで、先日同プロジェクトを攻撃したハッカーに関する懸賞金を40万ドル(約4200万円)から100万ドル(約1億円)に増額した。ハッカーは10月26日に同プロジェクトを攻撃後、デジタル資金の一部で取引を繰り返し行い、価格を混乱させ、7分間で2500万ドル(約26億円)相当の仮想通貨を盗み出した。

「ハーベスト・ファイナンス」はツイッターで、ハッカーの特徴をいくつか挙げている。それによると、ハッカーはアービトラージ(裁定取引)、DeFiの価格設定、「収益性の高いイールドファーミング」の方法を理解している他、スマートコントラクトの開発方法も知っている。さらに、取引内容を隠すことができるミキサーにも精通し、ダークネットへのアクセス権も持っている。

​この攻撃によって、ハーベスト・ファイナンスのトークン「FARM」価格は96ドル(約1万30円)まで急落した(前日比65%下落)。価格は現在、わずかに回復し101ドル(約1万500円)。

VPNサービスを提供する「Atlas VPN」は今週、ハッカーは2012年以来、136億ドル以上の仮想通貨を盗み出しているとの調査結果を発表した。これによりハッカーは、仮想通貨取引所やデジタル資産を保管するウォレット、分散型アプリケーションなどに330件以上ハッキングを行っていたことが明らかになった。

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