21:35 2021年05月09日
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28日にイスラム過激派組織「ボコ・ハラム」の戦闘員がナイジェリア北東部ボルノ州の居住区を襲撃し、現時点で確認されている死者数が110人を超えた。国連のエドワード・カロン人道調整官(ナイジェリア担当)による発表で明らかになった。事件を受けて欧州連合(EU)のジョセップ・ボレル・フォンテジェス外務・安全保障政策上級代表は声明を発表し、アフリカにおける人道的危機の解決に向けた連携を関係各国に呼び掛けている。

現地時間の28日早朝にボルノ州ジェレ自治区が武装組織に襲撃された。武装組織の戦闘員らはお米の収穫中だった労働者を襲撃し、先の報道ではおよそ40人が死亡したと伝えられていた。州政府は事件の捜査を進めている。

​カロン人道調整官はニュースサイト、リリーフウェブに発表した声明の中で事件の残虐さを厳しく批判した。

ボルノ州の首都マイドゥグリ付近で非政府系武装勢力が起こした民間人に対する恐ろしい攻撃に私は憤りと恐怖を感じる。この攻撃により、無残な形で少なくとも110人の民間人が殺害されたほか、多くの人々が負傷した。

声明の中でカロン人道調整官は犠牲者の遺族に哀悼の意を表したほか、負傷した市民らの速やかな回復を願った。

事件を受けて欧州連合(EU)のジョセップ・ボレル・フォンテジェス外務・安全保障政策上級代表は声明を発表し、「まったく無実の民間人に対する新たな攻撃に深い衝撃を受ける」と記し、アフリカにおけるテロ行為を阻止し、平和と安定を保証するため、国際的に連携する必要性を訴えた。

​ナイジェリアではイスラム原理主義の過激派テロ組織「ボコ・ハラム」が欧米の価値観に反旗を翻しているほか、国内全土で「シャリーア」(イスラーム法)の導入を主張している。

ニジェール、カメルーン、チャドなど、ナイジェリアの周辺国はボコ・ハラムを敵視しており、治安当局との間で交戦が続いている。

 

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テロ, アフリカ
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