岡山県の養鶏場で鳥インフルエンザ ニワトリ約64万羽殺処分へ

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岡山県美作市の養鶏場で鳥インフルエンザの感染が確認され、この養鶏場で飼育されているすべてのニワトリの殺処分が決まり、11日から処分が始まった。NHKなどの日本のマスコミが報じた。

NHKが岡山県の発表を引用して報じたところによると、美作市の養鶏場で10日、複数のニワトリが死んでいるのが見つかり、遺伝子検査の結果、H5型の鳥インフルエンザウイルスが検出された。

岡山県はこの養鶏場で飼育されている64万羽のニワトリすべての処分を決め、11日に岡山県と自衛隊が処分を始めた。殺処分には約1週間かかる見通し。

日本などその他諸国の鳥インフルエンザ

西日本の広島県では鳥インフルエンザ検出により、既に少なくとも13万4千羽の鶏が処分される予定。5日にNHKが報じた。

同県三原市の養鶏場が感染源であることが確認されている。

12月2日、香川県三豊市にある2か所の養鶏場で新たに鳥インフルエンザウイルスが検出された。香川県はニワトリ37万羽余りの処分を進めている。同県の養鶏場での鳥インフルの確認は今シーズン10例目となった。福岡県で9万羽が殺処分されたが、それでもおよそ100万羽が処分された香川県に比べれば規模は小さい。

ここ数週間、欧州の複数の国や中国でも、鳥インフルエンザH5N8ウイルスが検出されている。これより前、オランダとドイツを鳥インフルエンザH5N8亜型が襲ったと報じられた。デンマークでも鳥インフルエンザH5N8亜型が検出され、ニワトリとアヒル計2万5千羽が殺処分されるという。


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