台湾列車事故　死者54人に　日本人2人が負傷

台湾で2日に発生した列車脱線事故では、現在のところ、54人が死亡、150人以上が負傷したと報じられている。負傷者には日本人2人も含まれている。

• このトピックに関する最新記事はこちらからお読みいただけます。

共同通信によると、負傷した日本人2人は50代男性と20代女性の親子で、いずれも軽傷。

現場では救助隊が活動を行っている。乗客の避難も続いており、死傷者がさらに増える可能性がある。

台湾東部の花蓮県で2日、特急列車タロコ号がトンネル内で脱線した。8両編成の列車は、台湾北部の新北市から台湾南東部の台東に向かっていた。列車には約350人が乗っていた。

台湾の蔡英文総統は、日本の菅首相からのお見舞いのメッセージに感謝の意を表した。

菅義偉首相からのいち早いお見舞いのメッセージに感謝します。現在、事故に巻き込まれた方の救助活動に全力で取り組んでいます。困難に遭遇するたびに台湾と日本は互いに関心を寄せ合ってきました。今回の件につきましても、改めて感謝いたします。 https://t.co/QXDHmEuYBh

— 蔡英文 Tsai Ing-wen (@iingwen) April 2, 2021