21:22 2021年05月15日
災害・事故・事件
短縮 URL
0 28
でフォローする

イランの中部ナタンズにある核施設で、イスラエルによる破壊工作が行われ、電気系統に異常が発生した。ニューヨークタイムズが、事情に詳しい消息筋からの情報として伝えた。

報道によれば、施設の電力供給の停止は、計画的な破壊工作によるものであり、これについて米国とイスラエルの諜報機関は「イスラエルが主導した」と発表した。

諜報機関の2人の職員からの情報によれば、強力な爆破による損傷により、厳重に警備された施設内部の電力供給システムが破壊されたという。この電力供給システムは、地下にあるウラン濃縮ための遠心分離機の動力専用に使われているものだった。諜報機関はこれはイスラエルの極秘の作戦だと断定した上で、イランのウラン濃縮能力は大きな打撃を受けたとし、濃縮作業の再開には10ヶ月以上を要するとの見方を示した。

ニューヨークタイムズは、このイスラエルの計画について、米国のバイデン大統領に報告が行われたかどうかは明らかではないと伝えている。

これより前、米国がこの事件にイスラエルが関与している可能性があると見ているとの報道がなされたが、10日、米国務省はこれについて明言を避けた。

これより前、紅海を航行していたイラン船籍の貨物船で爆発が起こった。爆発は船体に仕掛けられていた機雷攻撃によるものと見られている。国際ニュース衛星放送「アル=アラビヤ」はイスラエル軍の工作員が機雷を仕掛けたと報じていた。

1月にイラン政府はナタンザにある核施設に遠心分離機を設置したと発表した。

関連記事

タグ
イスラエル, イラン
コメント・ガイドディスカッション
スプートニク経由でコメントFacebook経由でコメント
  • コメント