11:59 2021年10月16日
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世界保健機関(WHO)などの人道援助機関で働く80人以上の職員らがアフリカのコンゴ民主共和国で地元の女性らに対し、強姦、性的搾取を行っていたことが明らかになった。被害者の女性らの多くは堕胎を余儀なくされていた。ロイター通信が被害女性らの苦情を調査している独立委員会の報告書を引用して報じている。

2018年から2020年、コンゴでエボラ出血熱が大流行した際にWHOおよび複数の国際組織の職員らが性犯罪を働いた事実は1年前に発覚した。これらの組織の外国人職員らから仕事を提供する見返りとして性的関係を強要されたり、強姦されたとして50人を超す女性らが訴えを起こした。最新の調査報告書では被害者は昨年に苦情を公にした人々に限らず、被害規模はさらに拡大する恐れが指摘されている。

昨日発表された独立調査委員会の調査報告書によって、少なくとも21人のWHOの職員らが性犯罪に関与していたことが明るみになった。外国人職員の多くはコンドームの使用を拒否していたことから、29人の女性が妊娠し、そのうち数人が堕胎を余儀なくされていた。

独の国際放送ドイチェ・ヴェレの報道によれば、調査対象となったのは75人の内訳は63人が女性、12人は男性で、調査の結果、被害件数はさらに増えるものと予想されていることから、犯罪者、被害者ともにその数は増える恐れが指摘されている。

WHOのテドロス事務局長はこれを受けて会見を行い、被害者への謝罪を行った上で、犯罪者への責任追及および全面的な組織改革を行うことを約束した。

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