福島第1原発の作業員1人死亡

© AP Photo / Shizuo Kambayashi福島第1原発の作業員1人死亡
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福島第1原子力発電所で8日、遮水壁工事で使用した車両の清掃を行っていた作業員が、車両のタンクの蓋に頭部を挟まれて病院に搬送されたが、死亡した。東京電力が発表した。

東京電力によると、作業員の男性(52歳)は汚染水が海へ流出するのを防ぐ遮水壁工事で使用した車両の清掃を行っている最中に車両のタンクのふたに頭をはさまれ、病院に搬送されたが、後に死亡が確認されたという。

福島第1原発では今年、作業員が死亡する事故が他にも発生している。1月20日、タンクの点検作業中にタンクの天井付近から転落した55歳の作業員が死亡した。同じく1月20日、福島第2原発でも死亡事故が発生した。東京電力は1月末、安全点検のために約90パーセントの作業を2週間にわたって停止した。

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