朝鮮学校 抗議行動に懸念 警戒強める

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朝鮮学校 抗議行動に懸念 警戒強める - Sputnik 日本
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在日朝鮮人が通う朝鮮学校では、北朝鮮が水爆実験を実施したと発表したことを受け、抗議行動に関する懸念があるため警戒が強められた。

共同通信によると、朝鮮学校は、生徒や保護者にしかるべき通知を行った。

東京にある朝鮮学校の生徒の父親は、共同通信に、今回のような問題が起こる度に、保護者は自主的に学校の周辺をパトロールし、できる範囲で生徒たちの送り迎えをしていると述べ、今回も同じような状況になると思うと語った。

北朝鮮が以前核実験を行った後にも、朝鮮学校には脅迫電話などの被害が相次いだという。

7日、東京にある在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の本部前で、北朝鮮の核実験に反対する抗議デモが行われ、およそ50人が参加した。

北朝鮮は、モスクワ時間で6日午前4時30分に初の水爆実験を実施したと発表した。北朝鮮は以前、水爆保有を示唆していた。韓国や日本をはじめとした近隣諸国は、世界に対して注意を喚起し、対北朝鮮追加制裁などの措置を取ると強調した。

なお、水爆実験が成功したと発表した北朝鮮側は、米国から自国を守るために核兵器の開発を始めたと指摘し、北朝鮮の主権が侵害されない限り、核兵器を先に使用することはないと説明した。

北朝鮮は、2005年に自ら核保有国であることを発表した。北朝鮮は2006年、2009年、2013年に地下核実験を実施し、国際社会から強い抗議を呼んだ。

国連安保理は北朝鮮による核実験を受け、北朝鮮に対して核分野における活動の停止を求める一連の決議を採択した。決議第1718号および第1874号では、制裁の他に、北朝鮮に核実験や弾道ミサイルの発射を実施しないことや、朝鮮半島の非核化に関する協議への復帰も要求されている。

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