問題のパイロット、巽(たつみ)創一副操縦士は、警察での取り調べで「酔っていたので、何があったかよく覚えていない」と答えている。JALは、フライト前、少なくとも12時間前までの飲酒を禁止している同社の規則に、副操縦士が違反していなかったどうか調べている。
副操縦士は、27日の乗務後、金沢市で飲酒、そのさい同席していた同僚のパイロット(機長)に暴行を働いたため、目撃者が警察に通報した。しかし彼は、駆け付けた警察官に対しても、平手で殴るなどしたため、公務執行妨害で現行犯逮捕された。
JALは「迷惑をかけ深くおわびする」とのコメントを出した。