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    日本の年金基金、Brexit背景に520億ドル損失

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    年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の第1四半期における損失は5.2兆円に上っている。2四半期連続の大損失となる。国内株価の下落や円高が背景にある。26日、データが公表された。

    収益率はマイナス3.88%、評価額はマイナス5兆2342億円で、6月末の運用資産は129兆7012億円。14年6月末以来の低水準となった。

    高橋則広理事長によれば、5月の米雇用統計が事前予想を大きく下回ったこと、英国のEU離脱投票を受け急激に円高が進み、世界の株価が一時的に大きく下落したことなどが理由だという。

    資産別では、と評価額は、国内株式が収益率マイナス7.38%と評価額マイナス2兆2574億円、外国株式が収益率マイナス7.76%と評価額マイナス2兆4107億円、外国債券が収益率マイナス8.02%と評価額マイナス1兆5193億円となっている。円高による目減りを価格の上昇で補い切れなかった形。国内債券のみ収益が増え、各1.91%と9383億円となった。

    6月末、円相場が3月末と比べて主要10通貨のすべてに対して上昇した。英国の国民投票でEU離脱派が勝利した6月24日には対ドルで一時7円超の円高に。国内株は大幅に下落、その一方で日本銀行のマイナス金利政策を受けた国内債の利回りは低下。GPIFには向かい風となった。

    先に伝えられたところによると、日本銀行は、0.1%のマイナス金利を維持する方針。金融政策決定会合の結果が発表された。

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