共同通信が報じた。
先月、時事通信の報道によれば、中国の複数の大手インターネット旅行代理店で1月18日、客室に旧日本軍による「南京事件」を否定する内容の書籍が置かれているという批判が出ているアパホテルの予約ができなくなった。日本国内のアパホテルは155カ所。
今月に第8回札幌アジア冬季競技大会で選手たちの宿舎となっていたため、同大会組織委員会の代表が新華社通信に伝えたところによると、「アパホテル」は選手たちの部屋から書籍を撤去することを約束した。しかし、アパグループ代表の元谷外志雄氏が執筆した南京大虐殺に関する書籍の撤去を拒否した。
書籍はアパグループの元谷外志雄代表の著作で、中国が犠牲者30万人と主張する「いわゆる南京虐殺事件がでっち上げであり、存在しなかったことは明らか」と記述している。同グループは「事実に基づき本当の歴史を知ることを目的としている」として、客室から撤去しない方針を示している。