日本与党、「共謀罪」成立へ　野党「暴挙」と反発

日本の与党・自民、公明両党は１５日、参院本会議で「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ「テロ等準備罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案を成立させる狙いがある。早朝に開催された参院本会議に「共謀罪」法案を採決する。共同通信が報じた。

スプートニク日本

今回の採決は異例の手続きを取られる。参院法務委員会の採決を省略するため「中間報告」という手段を取り、採決を強行する構え。

野党は「暴挙だ」と反発し、安倍内閣に対する不信任決議案の衆院提出を含めて徹底抗戦した。

先の報道によると、安倍政権の支持率はNHKが今月実施した調査で４８％となり、５０％を下回った。