日本、グローバル化の利益多いトップ3入り

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グローバル化で利益を最も得ている上位3カ国はスイス、日本、フィンランドだ。独ベルテルスマン財団が大規模な調査を行い、サイトに公表した。

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グローバル化による利益を調べるため、調査ではグローバル化指数が算出され、経済的・政治的・社会的調整を加えた。1990年〜2016年のデータが分析に用いられた。

最も利益を得ているのはスイスで、この期間、1人当り国内総生産(GDP)が年平均1900ユーロ(約24万5000円)伸びた。これは、この期間で1人当たり計4万9700ユーロ(約641万円)稼いだことになる。

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1990年〜2014年のデータを元に算出した前回の調査では「グローバル化チャンピオン」だった日本の指数は2位に下がった。1990年〜2016年にかけて、日本の1人当たりGDPは年平均で1500ユーロ(約19万円)上がり、26年間で1人当り計3万9000ユーロ(約503万円)となる。

3位はフィンランド(26年間で計3万6000ユーロ)。さらにアイルランド(26年間で計3万2000ユーロ)、イスラエル(3万ユーロ)、ドイツ(2万9000ユーロ)が続く。

ロシアは42カ国中39位。1人当りGDPの伸びは年平均115ユーロで、26年間で1人あたり計3000ユーロとなった。

最下位のインドは1人当たりGDPの伸びが年22ユーロで、計565ユーロだった。

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