河野氏、領土交渉で後退印象 参院委で「東京宣言」触れず

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河野太郎外相は20日の参院外交防衛委員会で、今後の北方領土交渉に関し、日ロ両政府が1993年に出した「東京宣言」を踏まえるかどうか明言を避けた。東京宣言は択捉、国後両島を含む北方四島の帰属問題を解決するとした合意文書。返還に難色を示すロシアに押し込まれ、後退した印象は否めない。

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委員会後の記者会見で河野氏は、交渉加速を確認した11月14日の日ロ首脳会談後の政府方針について「申し上げるわけにはいかない。差し控える」と強調。4島の帰属を確認して平和条約を結ぶとした基本的立場を維持しているかを問う質問にも応じなかった。

(c)KYODONEWS

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