「高校生平和大使」21万人余の署名を国連に提出 核廃絶を願う

© REUTERS / Mike Segar国連
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広島や長崎など全国から選ばれた「高校生平和大使」の23人がジュネーブにある国連の欧州本部を訪れ、核兵器の廃絶に向けてともに活動する姿勢を示した。NHKが報じた。

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長崎の原爆落下地で高校生ら150人が集会 核兵器の廃絶求める
欧州本部を訪れた一行は20日、軍縮部のカスパーソン部長と面会し、国内外で集めた21万5547人分の署名や千羽鶴を手渡した。カスパーソン部長は、「核軍縮に向けて行動を起こしている皆さんの話を聞くことができてとてもうれしい」とコメントした。

国際社会では、核兵器の開発や保有、使用などを法的に禁止する初の国際条約「核兵器禁止条約」が2017年に採択されたものの、米国による核の傘下にある日本は批准していない。

被爆者を家族に持つ長崎の高校生は「うなづきながら自分たちの話を聞いていたのを見て、核兵器廃絶の意思は同じだとうれしく思いました」と感動を語った。

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