多くの企業で「ヒール靴着用」規定　働き方改革に進展なし

日本企業で接客業務を担う女性従業員にヒールのある靴を着用させる規定があるかどうかを、航空会社を中心に32社にアンケートしたところ、回答した28社のうち20社に規定があることが分かった。東京新聞が報じた。

「規定はない」としたものの、ガイドラインなどを設けている企業も3社。ヒールの高さや幅をセンチ単位で細かく定めた企業も中にはある。

ヒール靴の長時間使用で外反母趾や腰痛など健康被害に苦しむ人は少なくない。改善を求める運動「＃KuToo」も多くの賛同を集めた。

石川優実(@ishikawa_yumi)さんが、職場で女性のハイヒールを履くことを強制する事に反対する署名を厚生労働省に提出した件をBBC World Newsが取り上げました。#KuToo /1 pic.twitter.com/CfhIpavgth

— I'm With Her 🌈🌊 (@Ikbenmethaar) June 4, 2019

​一方、企業は規定やガイドラインの理由を「客に不快感を与えないため」としている。

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