中国国籍の5人が拘束　外国人向け日本語試験を不正入手

「サウスチャイナ・モーニング・ポスト」紙によれば、外国人を対象とした「日本留学試験」の問題を隠れて撮影した容疑で中国国籍の5人が逮捕された。この中には中国人学生を対象にした学習塾の経営者も含まれる。

容疑者の1人は他人名義で受験し、試験問題の撮影用にカメラが内蔵された特殊なメガネを使用した。

試験は年に2回実施されている。試験の結果にもとづき、受験者の日本語レベルが評価され、日本の大学で学ぶことを希望する外国人学生の基礎学力が確認される。同紙によれば、今年6月に約3万1千人が受験し、日本での受験者の60％以上が中国国籍だった。

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