09:38 2020年09月20日
日本
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日本に関心を抱き、来日する各国の人々が増えている。来年は東京オリンピックも開催されることから、ますます多くの外国人がやってくることが予想される。

今はネットの発展であらゆる情報が手に簡単に入る時代ではあるが、そうは言っても世界は広く、来日する外国の方々の出身を知って、「そこってどこだっけ?」と首をひねる人も少なくないはず。まして、その国の文化などといったら、未知の世界といっても過言ではない。

日本でも最近でこそタトゥーという呼び名が浸透したが、一昔前までは「入れ墨」「もんもん」などと呼び、こうした装飾をした人たちを別世界の方と捉える傾向があった。現在でもそうした考えは残っているのではないか。しかし、外国ではあくまでもタトゥーはタトゥー。たとえばロシアでもたくさんの老若男女がタトゥーを自己表現の1つとして入れている。

外国人の訪日の急増に関わって、このタトゥーが話題となっている。それはずばり温泉の入浴の問題だ。自然に囲まれゆったりと湯につかるというのも日本を訪れた外国人観光客には魅力のひとつ。しかし、日本には「タトゥーお断り」という施設が多い。日本人としては「刺青」のある人の入浴は遠慮してほしいが、その意味するところは「タトゥー」を入れた外国人に必ずしも当てはまるとは限らない。ここに文化の違いがある。

こうした中、タトゥーに対して柔軟な対応をする温泉施設も増えてきているという。千葉県のあるスーパー銭湯は、見かけで判断などせず、タトゥーのあるお客の入浴を受入れている。

外国人観光客と「タトゥーお断り」の入浴施設の問題は、観光立国をめざす日本としては、避けて通れない課題といれる。文化の違いを受け入れるということ、さらに自分とは違う価値観を共有するという問題を提起されているように感じる。

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