09:45 2020年09月21日
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栃木県内の市立小学校で2018年7月、当時6年生の男子児童が担任の教諭にいじめ被害を文章で訴えたにもかかわらず、教諭は名前入りの文章に、「負の連鎖をどこかで断ちきろう」などとコメントして教室に張り出していたことが分かった。市の教育委員会は2019年3月、対応が不適切だったと認め、教諭と当時の校長に口頭で厳重注意とした。朝日新聞が報じた。

児童の家族によると、担任の教諭はクラス全員にいじめに関する新聞記事を読ませ、感想を書かせた。学校で日常的にいじめを受けていた児童は家族と相談の上、「3年からいじめが続きました」、「全身にどろをかけられ、プロレスといってぼうこうもされました」、「今も続いているため対応してほしい」と書いて提出した。

担任は相談に乗ることなく、赤ペンで「その痛み、つらさを知っているからこそ、人に優しくなれる」、「負の連鎖をどこかで断ちきろう」などとコメントを書き込み、他の児童の文章と一緒に教室に張り出した。

いじめはその後も続き、3学期に入って児童が休みがちになったため、家族は2019年2月に学校を訪問。校長はこの時、初めていじめ被害や文章が張り出されていたことを知った。その後、教育委員会は教諭を2019年度のクラス担任から外した。

被害を受けた児童の両親は「助けを求める文章を張り出すなんて、人としてどうなのか」と語った。

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