個人より集団を重要視する日本 「仕事と私、どっちが大事?」の調査から見えてくるものは?

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日本ではサラリーマンが1日の半分以上を会社で過ごすことも珍しくない。なぜならば、集団に対する責任が常に優先されるからだ。そこで、マイナビニュースが日本の男性サラリーマン250人に対し、パートナーに「仕事と私、どっちが大事?」に聞かれたら、どちらを選び、その選択理由を調べるアンケート調査を行った。すると、「私(60.2%)」が「仕事(18.7%)」を大きく上回ったことが明らかになった。

「私」と答えた回答者の理由として「仕事より人間のつながりの方が強い」「家庭を壊してまで働きたくない」「家族優先」などを選んでいた。

一方、「仕事」を選んだ回答者は「どちらも大事だが、自分のことを考えたら仕事だと思うので」「生活しないと養えないから」「今では妻に愛情がないから」などの理由を答えていた。

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しかし、「今日は残業できません。家に帰って妻と一緒に過ごしたいからです」という言葉を日本では実際に耳にしないことを考えると、この調査結果は日本のサラリーマンの全体像を伝えていない。ゆえに「私」と回答した回答者の中にも、仕事上の理由で個人や家族の時間を犠牲にしている人がいるだろう。

また、「仕事」と答えた回答者が理由として「どちらも大事だが…」を選んでいたことから、仕事がなければ妻を支えることができない、妻のサポートなしでは仕事ができない、という厳しい現実を受け入れつつも、本当は多くのサラリーマンが好きな女性と過ごしたいと思っていることがうかがえる。

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