学校再開時は専門家に意見聴く 首相、全国一律の根拠は明示せず

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安倍晋三首相は3日の参院予算委員会で、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う全国一律の休校要請を巡り、学校再開の可否を判断する際、専門家の意見を聞く方針を示した。春休み後も休校が続く可能性に関し「専門家の話も伺わなければならない」と明言した。休校要請を全国一律としたことについては、自らの政治判断だと繰り返し、具体的な科学的根拠を明示しなかった。野党は強く批判した。

共産党の小池晃書記局長が全国一律とした科学的根拠を再三質問。首相は「『ここはクラスターが発生しない』と確実に言えない中で、有効だと鑑み、全国一斉休校にした。政治判断だ」などと繰り返すだけだった。

(c)KYODONEWS

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