15:57 2020年09月29日
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社会は急速に変化しており、公共交通にもその波は押し寄せている。自家用車が市民の移動手段の主流をなす群馬県前橋市では、財布なしでの公共交通機関の利用をめざし、新しい試みが進められている。同市では4日、鉄道やバス、タクシーといった交通インフラ業界とNTTドコモ、群馬大など9団体と「新モビリティサービス推進協議会」を設立し、自家用車を所有しなくても移動しやすい街を目指して研究を進める。年末には実証実験をスタートさせ、自動運転バス(前橋駅-中央前橋駅間)などで顔認証システムが導入される。同バスでは次世代通信規格5Gの活用により交通状況などの把握を向上させ、安全性を高める予定だ。

兵庫県三田市では、8月下旬に中型自動運転バスの実証実験が行なわれ、地域住民ら1476人が試乗した。アンケートでは、発進やハンドル操作は高評価だったが、ブレーキ操作に対し不満の声が寄せられた。運行した神姫バスなどは見えてきた課題を整理し、実用化を進めるという。

どちらのバスも料金の支払いで顔認証システムが導入された。このシステムにより乗車の際の支払い手続きが省略される。

経済産業省はこうした自動運転プロジェクトを進めており、今年中に全国5ヶ所で実証試験が行なわれる。

公共交通機関が「顔パス」となるのは、それほど遠い未来の話ではないかもしれない。

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